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1月16日 「藪入り(やぶいり)」「えんま詣り」のお話

「藪入り」とは、商家や武家屋敷に努めていた奉公人が宿下がりすることを言います。

昔、奉公制度があった時代、奉公人は奉公先に住んで働いていましたので、この日は貴重な休暇でありました。もちろん、奉公人は正月の16日に休暇をもらって親元に返るのですが、この時奉公先のご主人から、お小遣いや珍しいお土産などを頂くのが慣例でした。

中には、テレビドラマの「おしん」の様な厳しい仕置きもあったようですが、本来は楽しさいっぱいの実家帰りなのです。サラリーマン制度は近年になってからです。

 

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